少し前になりますが

文化庁が実施した

平成28年度の「国語に関する世論調査」

の結果が、発表されました。

その中で、本来の意味とは違った意味で

最近、慣用句として使われている言葉の

例が示され、その中に

「知恵熱」が入っていました。

本来の意味は 

赤ちゃんが突然出す熱

という意味ということですが、

最近では、

「深く考えたり頭を使った後の発熱」

という意味で、使われることが多いとの

調査結果でした。

 

この報道に思わず

「そうそう・・」とうなづいてしまいました。

 

よく まわりのお母さんたちからも

お子さんが、新しい体験をして

興奮したり、頑張った後などに

急に発熱をした場合、

「知恵熱かしら?」という言葉が

聞かれるからです。

 

その他の本来の意味と違う使われ方としている言葉としては

 

さわり

 本来の意味は「話しの要点」」だが

 最近は話の最初の部分という意味で

 使われることが増えた。

ぞっとしない

 本来の意味は「面白くない」だが、

 最近は「おそろしくない」という意味で

 使われていることが増えた

 

とありました。

 

文化庁の意見としては、

最近のこれらの意味としての言葉の

使われ方は、すでに一般的に使われているので

「誤用」とまではいえない

という意見だそうです。

 

時代と共に、流行語や、若者言葉など

いろんな言葉が生み出されていきます。

特に近年は、スマートフォンホンの普及により、

流行語の広がりも以前に比べ早く、

言葉の変化の ペースが速くなっているようです。

新しい言葉が生まれれば、ひっそりと

消えていく言葉もあります。

 

言葉は生きている

言葉の変化は「ゆれ」と とらえ

目くじら立てるのは野暮

 

これは、報道番組の解説者の言葉です。

 

今「好ましくない言葉」とされている言葉が

将来は「美しい言葉」へと変わっている可能性もあります。

 

つくづく、言葉は 

それぞれの時代を生きる 人々の

気持を乗せるものなんだなあ・・・

と 思います。

 

しかし、たとえ、言葉の持つ意味は変化を

たどるとしても「言葉を使う心構え」

時代が変わっても同じだと思います。

 

き相手を「不快」にさせない言葉遣い 

 心遣いが 出来ることき

 

この言葉のマナーは、決してゆれない

きらきら不動のコミュニケーションスキルきらきら

であることを しっかり 子どもたちに

伝えていきたいものです。

 

言葉の吸収期の 乳幼児期から

「言葉のマナー」も、一緒に

子どもが吸収できるよう

心がけたいものですね。晴れにじハート

 

 

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