「毒消し言葉」と呼ばれるフレーズがあることを、最近になり、知りました。
相手と意見が対立して、怒りが沸き上がってきた時などに、感情を抑えつつ
スムーズに自己主張をするために、会話の冒頭に使う言葉のことを指すようで
「お気持ちはわかりますが。。。」
「状況は承知していますが。。。」
などといった言葉が当てはまるそうです。
なるほどなあ・・・毒消しかぁ・・・・
と なんだか笑ってしまいました。
なぜならば、この言葉を自分が使おうとする時は、多分、本音では
「お気持ちはわかろうとしていないし」
「状況も承知する気はない上で」 とりあえず、「会話の技術」として
使ってしまうだろうと、不誠実なわが身を想像したからです。
それにしても、この「毒消し」というネーミング・・衝撃的ですよね。
自分の中の感情的な思いや、自己主張を通したいという強い「我」を
「毒」と表現することに「おおっ! そう来たかい!!」と
たじろぎ、考えさせられました。
自分の相手に伝えたい思いを「毒」にしないためには、まさに言葉通り、
「相手の気持ちを理解しようとする誠実さ」
「状況を理解できる視野と冷静さ」
を持ち備え、単にコミュニケーションの技術としてではなく、
誠実な気持ちを伴わせこれらの言葉を使った場合に、
本当の意味で自分の中の「毒」が消され、コミュニケーションがスムーズにいくんだろうなあ・・と、つくづく思いました。
これは、子育ての中でのコミュニケーションにあてはめて考えてみても、
同じことが言えるように思います。
親は日々、子どもに「こう育って欲しい」と、願いをこめて、
子どもと関わります。
しかし、子どもは、そう簡単には親の願い通りの反応はしてくれません。
すると、フツフツと、感情的な思いも沸き上がり、次にくるのは
「何で!!どうして!!ちがうでしょ!!」と
子どもに言いたいことで、頭の中がいっぱいになりがちです。
そんな時ほど、伝えたことが、かえって、逆効果の「毒」となり、
子どもをふて腐らせ、気持ちを引っ込ませてしまう要因になることも
「子育てあるある」ですよね。
ならば、そうならないようにするためには??・・・
やはり、子どものその場合の状況、気持ちに目をやり、
誠実に理解しようと心がけること
ここに、答えは、たどり着きそうです
「○○ちゃんの気持ちはこうだったんだよね わかるよ。。」
「こういう状況で困ったからなんだよね。わかるよ」
と、子どもの心もちに思いをはせ、理解していることを
冒頭にちゃーんと伝えてから子どもに親の思いを伝えていくことが
大事なんだよなあ・・と、今更ながらに感じます。
コミュニケーションの基本は言わずもがな、互いの気持ちを汲み取り合い、
思いやりを持つことですよね。
さすれば「毒消し言葉」も「誠実な気持ち」を込めて使っていけば
「まごころ言葉」と ネーミングも変わっていくかもしれません
せめて、親子の間では、「毒消し言葉」という意味あいではなく
「まごころ言葉」を枕詞にして、コミュニケーションを深めていけるといいですね。
なーんて、偉そうに言っている筆者の場合は、まずは「毒我」のこびりついたわが心の「一斉消毒」をして、「まごころ」が湧き上がる心の環境を整えるところから始めなければ・・・・と、反省しきりの本日です
相手と意見が対立して、怒りが沸き上がってきた時などに、感情を抑えつつ
スムーズに自己主張をするために、会話の冒頭に使う言葉のことを指すようで
「お気持ちはわかりますが。。。」
「状況は承知していますが。。。」
などといった言葉が当てはまるそうです。
なるほどなあ・・・毒消しかぁ・・・・
と なんだか笑ってしまいました。
なぜならば、この言葉を自分が使おうとする時は、多分、本音では
「お気持ちはわかろうとしていないし」
「状況も承知する気はない上で」 とりあえず、「会話の技術」として
使ってしまうだろうと、不誠実なわが身を想像したからです。
それにしても、この「毒消し」というネーミング・・衝撃的ですよね。
自分の中の感情的な思いや、自己主張を通したいという強い「我」を
「毒」と表現することに「おおっ! そう来たかい!!」と
たじろぎ、考えさせられました。
自分の相手に伝えたい思いを「毒」にしないためには、まさに言葉通り、
「相手の気持ちを理解しようとする誠実さ」
「状況を理解できる視野と冷静さ」
を持ち備え、単にコミュニケーションの技術としてではなく、
誠実な気持ちを伴わせこれらの言葉を使った場合に、
本当の意味で自分の中の「毒」が消され、コミュニケーションがスムーズにいくんだろうなあ・・と、つくづく思いました。
これは、子育ての中でのコミュニケーションにあてはめて考えてみても、
同じことが言えるように思います。
親は日々、子どもに「こう育って欲しい」と、願いをこめて、
子どもと関わります。
しかし、子どもは、そう簡単には親の願い通りの反応はしてくれません。
すると、フツフツと、感情的な思いも沸き上がり、次にくるのは
「何で!!どうして!!ちがうでしょ!!」と
子どもに言いたいことで、頭の中がいっぱいになりがちです。
そんな時ほど、伝えたことが、かえって、逆効果の「毒」となり、
子どもをふて腐らせ、気持ちを引っ込ませてしまう要因になることも
「子育てあるある」ですよね。
ならば、そうならないようにするためには??・・・
やはり、子どものその場合の状況、気持ちに目をやり、
誠実に理解しようと心がけること
ここに、答えは、たどり着きそうです
「○○ちゃんの気持ちはこうだったんだよね わかるよ。。」
「こういう状況で困ったからなんだよね。わかるよ」
と、子どもの心もちに思いをはせ、理解していることを
冒頭にちゃーんと伝えてから子どもに親の思いを伝えていくことが
大事なんだよなあ・・と、今更ながらに感じます。
コミュニケーションの基本は言わずもがな、互いの気持ちを汲み取り合い、
思いやりを持つことですよね。
さすれば「毒消し言葉」も「誠実な気持ち」を込めて使っていけば
「まごころ言葉」と ネーミングも変わっていくかもしれません
せめて、親子の間では、「毒消し言葉」という意味あいではなく
「まごころ言葉」を枕詞にして、コミュニケーションを深めていけるといいですね。
なーんて、偉そうに言っている筆者の場合は、まずは「毒我」のこびりついたわが心の「一斉消毒」をして、「まごころ」が湧き上がる心の環境を整えるところから始めなければ・・・・と、反省しきりの本日です