メリークリスマス!
今日はクリスマスイブですね。
そんなクリスマスイブの日でも ベルの教職員は「研修」をしていました!
そんな研修の中で、今日は素敵な話しを聴きました!
今日はブログを読んでくださる皆様に クリスマスプレゼントとして、その素敵なお話しをお裾わけします。
あるクラス担任の先生が 「今年の保育の中で感動したこと」として 
こんな話しを聴かせてくれました。
ベル幼稚園では 避難訓練を ほぼ毎月行っています。
その担任のクラスには 避難訓練が苦手な男の子がいたそうです。
非常ベルが 鳴ったり、避難訓練の非常放送が聞こえてくるたびに 怖くて泣けてしまい、担任にしがみついていたそうです。
ある月に 子どもたちが園内自由に遊んでいる時間帯に 実践訓練として 予告無しの、[不審者侵入時の避難訓練」を行いました。
事前予告放送無しの訓練だったため、担任は すぐさま、そのいつも泣いている男の子が パニックになっていないかと探したそうです。
まず教室の中を探しに行きました。
教室の中にいた子どもたちは、 みな 扉から一番離れたところに かたまって、だんご虫のように頭をかかえて下を向き、安全姿勢で静かに避難している姿が見られ、泣き声は聞こえてきません。
そこで、廊下など、別の場所を探したそうです。
しかし、結局、その子の姿は見つけらず、再度、教室に戻ったそうです。
そして、 うつむいている子どもたちの顔を再度、見てみると なんとその男の子が 泣かないで教室の中で 他の友達と一緒に 静かに安全姿勢をとってしゃがんでいた姿を確認したそうです。
そして 次の瞬間、 担任はなぜ その子が泣いていないかがわかったそうです。
その男の子の左側にしゃがんでいた女の子は 左手で自分の頭を覆い、右手は その男の子の背中の上に置いていたそうです。
そしてやはりその男の子の右側にしゃがんでいた男の子も 右手で自分の頭を多い、左手は その男の子の背中の上に乗せていたそうです。
そうです!
その男の子は両側にしゃがんでいる友達に 両側から、背中をさすってもらい、安全姿勢をとっていたのでした!!
二人の友達は その男の子が避難訓練でいつも泣いていることを知っており、予告無しの避難訓練を「本当に不審者が侵入した!大変だ!」と とらえて、自分たちも恐怖を感じる中、その男の子のことを 「だいじょうぶだよ」と 背中をさすりながら支えてあげていたのです!!
担任は その光景に 感動して涙が止まらなかったそうです。
その話しを聴いて、研修中の職員みんなも 涙があふれました!!
子どもたちの心はなんと豊かなんでしょう!!
普段は やんちゃで いいんです!
ここぞ!という時に、まわりの友達に気持ちが運べることは 
なんて素晴らしいでしょう!
クリスマスイブの日に、ベルの先生たちは、かわいい心豊かなサンタさんたちから、
素敵なプレゼントをもらいました!
これからも、子どもたちの成長のために「がんばろう」と
職員一同、決意を新たに、モチベーションアップしたクリスマスイブでした!


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