秋分の日が過ぎると、だんだんと夜の時間が長くなります。
本格的な秋の到来ですね。
そして、いよいよ全国いたるところで 秋の運動会が開催される時期となります
しかし、この運動会
昔から、運動会が大好きな子 も いれば、大嫌いな子 も います。
子どもたちの様子をみていると、やはり 全員が「嬉しくて、楽しくて 張り切って!」という表情ではありません。
だから いいんだと思います。
運動が得意な子、チームで動くことが好きな子にとっては 運動会にむけてのおけいこは「パラダイス」です。
しかし、運動が苦手な子、マイペースで動きたい子にとっては、 運動会にむけての 
おけいこは、「憂鬱」そのものです。
運動会は、どの子も成長します。
しかし、著しく心が伸びる子は この「憂鬱」を感じている子どもたちだと 感じています。
この子たちは 運動会を通して 様々な経験値を積むことになります。
まずは、嫌だなあと 思う気持ちと向き合う経験
そして 並んだり、順番を待ったりと 集団行動の煩わしさを感じる経験
苦手なことから逃げたい!という気持ちと戦いながら 頑張ってみる経験
頑張ってみてもなかなか結果が出ない経験
そんな中、友達や、職員から応援され ふっと嬉しくなる経験
一人では越えられなかったことも 友達と一緒だと頑張れた!と思える経験
そして、運動会本番に、みんなで一緒に拍手をもらい 嬉しさを感じる経験
たかが運動会!されど運動会です。
子どもたちの心は 大きく揺さぶられるのです。
「憂鬱」な気持ちが 練習をすすめていくうちに、ある意味、頑張ることに心が慣れていきます。
それこそが 心が強くなるということですね。
すると だんだん「憂鬱さ」は少なくなり、気持ちが整っていきます。
そして運動会当日に「がんばった!」と思える経験は子どもたちを幸福感で満たします。
それは 「いやだなあ・・から逃げない」という 心の良い習慣が立ちあがっていく
きっかけになっていくと思います。
ご家庭で 「 リレーでぬかされるから いや・・・」 「応援団 暑いからやだなあ・・・」と 今日も うつむいているお子さんもいらっしゃるかと思います。
大丈夫です。
その「いやだなあ」こそが、成長のきっかけです。
「いやだなあ」から「がんばってよかった」と思える気持ちになれるよう、私たち大人も
かわいいチャレンジャーたちに今日出来たこと、今日頑張れたことを 
「すごいね!」「頑張ったね!」という笑顔で、支えてあげたいものですね
           


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