先日 成人したお子さんを持つ友人たちと 話しをする機会が ありました。
たまたまその場に 笹飾りがあったので、自然と
「短冊にどんな願い事を書きたいか?」という話題になっていきました。
すると その中の一人が
「タイムスリップして 三歳だった頃の娘と 思いっきり遊びたい!」
と言ったのです。そして
自分自身は今の年齢のままで タイムスリップしたい!」とも 付け加えました。
この時、 一同からは 「わかるわぁ〜!!」と 共感の声が上がりました。
ところで、この願い事というのは、 3歳の頃の我が子が 大人になった今よりも可愛いから、昔に戻りたい!という意味ではないのです。
逆に、子どもが大人になった今の方が 「可愛い!と感じているのです。
子どもという存在は、親にとって 
成長すればするほどに、可愛さが増していくものだ
というのが、 その時の私たちの一致した意見だったのです。
それでは、なぜ 娘さんが3歳だった頃に戻りたいと彼女は願ったのでしょうか?
ここで ご自分のお子さんのことを 少し 考えてみてください。
赤ちゃんの時よりも 今の方が お子さんのことが 
もっともっと可愛く思えていませんか?
          
親が思う子どもの可愛さとは 
  毎日 足し算されていくのものでは ないでしょうか?
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生まれたばかりの赤ちゃんの可愛さを スタートラインに、3歳、5歳、小学生、思春期と
悩みながらも頑張って成長しようとする 子どものけなげさ 愛しさ」が 
親の心に可愛さ」として 日々足し算されていく・・・・・・ 
だからこそ、昨日より 今日の方が 子どもが より可愛くなっていくように思うのです。
しかし皮肉なもので、 子どもは成長するにつれて どんどん親から離れて、社会の中に目が向いていきますね。
悩みがあれば、親よりも 友達、先輩へと 相談相手も変化していきます。
成長した子どもを持つ親にとっては  可愛さが 最高潮になった子どもが 
自分から 離れていくことは 喜ぶべきことであると 頭では理解しつつも 
大きな「せつなさ」も感じてしまうのが 正直なところではないでしょうか。
しかし 親が「子離れ」が出来なければ 子どもは自立したくても出来ません。
子どものためには、気合いの愛情で「エイ!」と「子離れ」をしなくてはいけない場面が
子育てのクライマックス」なのかもしれません。
そんな クライマックスまっただ中の今だからこそ、友人が「娘が心ごと抱きついてきた夢のようなあの頃に タイムスリップして 今のこの思いを胸に密ませて、子どもと過ごしたい!」と願いたくなる気持ちが 一同の共感を呼び、
「わかるわぁ〜!」となったのです。
        
さて、今 「だっこ!だっこ!」と お子さんが せがんでくれる 子育て真っ最中のみなさん!
「抱っこは重いから 歩きなさい!」なーんて 贅沢なことを つぶやきながらも、
今日も それぞれの「悩み」や「不安」を抱えながら 子育てに奮闘されていらっしゃると思います。
しかし あまり その悩みや不安に振り回されないようにして 
今日のお子さんの可愛さを しっかりと 見てあげてください。
そして どんどん 「かわいいの足し算」 を 重ねていってください。
これから先も お子さんは どんどん可愛くなっていきますよ〜
そんな「素敵な明日」を楽しみにされながら 「かわいい!」と思う気持ちを「笑顔」で返してあげて
お子さんの心の中に 是非 「ご両親の笑顔の足し算」 を 積み上げていってください!
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